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スリランカフェスin代々木公園

先週末の代々木公園は、スリランカでいっぱい。



久々の都内。姉とゆっくりフェスを満喫。




この抽選に申込むのが一つ目の目標。
一口500円。航空券当たりますように!



もう一つの楽しみは、スリランカ料理を食らうこと。
迷いに迷った末、家庭的なものをチョイス。
冬瓜のカレー、チキンのカレー、ココナッツサンボルや野菜の酢漬けを白米に載せたお弁当を、現地風にペーパーに包んでもらいました♪

揚げ物も試食したかったので、サモサと初めて食べるフィッシュ何とかという三角形の包み焼きをいただきました。

サモサは割とどこでも食べられるけど、このお魚の包み焼きはなかなかマニアックなお味で美味しかった!
皮がモチモチしていて、中身は多分じゃがいもマッシュにチリやスパイスを混ぜて、そこにモルディブフィッシュを入れてあります。風味豊かで気に入ったので、モルディブフィッシュをのちぼと購入。
一昨年のスリランカの旅でもこの魚はよく食べました。生でも美味しい白身魚だけど、現地の人は干して使うのがポピュラー。日本のかつお節的な使い方をします。





キングココナッツに出逢えるとは思わず、感激!
しかも水牛のヨーグルトまで!
この二つは現地で食べた中でもかなり上位に入るお気に入り。
花やし蜜のキトゥルハニーをかけて食べるヨーグルトは絶品でした~





飲み終わったココヤシを半分に割ってもらい、中に張り付いているバージンココナッツオイルの部分をいただきます。栄養価が高く希少なオイル。現地の人はお肌に塗るそう。





今週末の第二回スリランカカレーを食らう会用に、このキングココナッツを一つ持って帰ってきたのでお楽しみに~♪

写真取り損ねたけど、ひよこ豆のペーストで作る揚げ物「ワダ」も試食しました。こちらも食らう会で作るメニューに入っていますw

水曜までにメニュー決めてお知らせしますので、しばしお待ち下さいませ♡

最後に、この日は暑くて犬連れ断念しましたが、代々木公園は都会のオアシスですね!緑豊かで広々していてとても気持ち良かったので、もう少し秋が深まってきたら犬連れで遊びに行きたいと思います・ω・♪
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| Sri Lanka | 21:58 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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スリランカの旅~食編

スリランカ旅行からすでに9ヶ月が経過していて、若干記憶が鮮明ではなくなってしまったけれど、

かなり印象的だった食のテーマを記録し忘れていた事に今さら気づきまして…

写真で記憶を辿りながら、記していきます。





まず、何よりも楽しみだった、バーベリンの朝食たち。
ビュッフェスタイルで軽めのラインナップですが、私が毎日食べていたのは

フルーツです!



必ずあるパパイヤとマンゴー
日本で食べる味とは全くの別物。
グリーンライムをかけて頂きます。






他にもオレンジやマンゴスチンなど、色々なフルーツが揃っています。
が、必ずパパイヤをてんこ盛りで頂きました。美味しすぎるのです。

茶色いクッキーも私の好物w
ザクザクしてて、糖分は多分ジャガリーです。何度も作ってみたけれど上手く再現できないナゾのクッキー。
次回行ったらレシピを教えて貰いたい一品。




ヨーグルトのようなものは、確か「カード」という名で、水牛の乳からできているヨーグルト。素焼きの土瓶にてんこ盛りで毎日作られていて、見た目も可愛い一品。椰子蜜をかけて食べると至福のひと時となります。




ヨーロッパ、特にドイツ人客が圧倒的に多いせいか、ハイジっぽいパンやチーズも数種類ラインナップ。
グルテンフリーのぽそぽそパンとかね…
私はこのぽそぽそチーズが好きでした。ヤギのチーズだったかな?フェタっぽい味。





ジャムもフレッシュフルーツで手作り。どれも美味でした。
マンゴーも美味しかったはずなのに、パパイヤの存在感が圧倒的すぎて、マンゴーの記憶がない…





これは旦那様のお皿w
マッシュルームのガーリックソテー風がお気に入りw
南国フルーツに興味無しだった旦那様でしたが、ココのフルーツ達の美味しさに度肝を抜かれたようで、私に負けず劣らずパパイヤを大量摂取w
ライムかけると味が断然美味しくなる!って無邪気に喜んでいました。

私は朝食後すぐにアーユルヴェーダの施術が始まるので軽い朝食を心がけていましたが、
施術を受けない旦那様は、朝からガツガツとカレーやお惣菜系を食べていました。






アーユルヴェーダの施術を受ける人は、ビュッフェの他に体質に合わせたスープとジュースが提供されます。
私は赤米のしゃばしゃばスープと、青汁系苦々スープの2種類がメインでした。
よくよく調べてみたら、カボチャやビーツのポタージュ系もあったみたいで、なんで出してくれないの⁈って思ったのですが、私のその時の体の状態に不必要だったから…らしい。。便秘とか言っておけば食べられるのかしら?

ジュースはハイビスカスやマンゴーなど。でも薄くてボヤけた味が、どうも苦手だったな…

あ、もちろんスリランカ名産の紅茶は飲み放題w
砕いたジャガリーを入れると絶品。






続いてランチ。
こちらもビュッフェスタイル。
定番の品と日替わりの品で毎回豊富な選択肢に悩んでしまうほど。



旦那様のある日のプレート

やはり男子は重めのものが食べたくなるようで、パスタてんこ盛り。
お肉は一切無し、卵料理も恐らく無し。お魚は蒸しか焼きで、白身魚がありました。淡白そうに見える魚ですが、食べてびっくり!とっても美味なのです♪







カレーやサラダ、和え物やメインディッシュ系のおかずなどなど、かなりバラエティに富んだメニューで、しかもどれもヘルシーなのにスパイスや新鮮な素材を使うせいか、とっても美味しくて、毎回目移りしてしまうほど。
ついつい食べ過ぎてしまいます…

ヨーロッパの方々の食べ方を観察しましたが、ほっそりした女性でもてんこ盛りのお皿×2は余裕でたべてましたねw
私も結構食べましたが、不思議と体重・体脂肪共に増えるどころか減りました。





手前が定番のレンズ豆カレー。といっても辛味はなくシャバシャバであっさり。アーユルヴェーダ治療中は辛味は基本NGらしい…

ピラフみたいなご飯は、ベジタブルビリヤニ。スパイスや野菜の炊き込みご飯で、これがまた美味しくて美味しくて…大好きなメニューの一つです♡





ダイニングルームでは席が決まっているのですが、外のテラス席でヨーロッパ人が食事してるのを発見!聞いてみると先着順で申し出ればテラスでご飯食べられるそうw
風が入らなくて暑くなるディナーを中心に、我々もテラス席を積極的に利用しました。
もちろんオーシャンフロント。最高です。




滞在客でアーユルヴェーダ治療を受けていないのは恐らくうちの旦那様ただ一人。
毎日毎日サーフィンへ繰り出す様子を誰もが見ていて知っているようで、あるウェイターが、
「足りてる?」と聞いてきました。
すかさず旦那様は、治療食に飽きてしまったから、現地の普通の人が食べているローカルフードが食べたい!とリクエスト。

基本毎日カレーだよということで、まかないをお裾分けしてもらいましたw


レンズ豆、じゃがいも、魚のカレー。
でも味が全然違う!しっかり目の味で、しかも辛い
ヒ~ヒ~言いながら、喜んで平らげてました。

アーユルヴェーダ治療中は食べてはいけないものがいくつかあって、
トマト、パイナップル、エビなどなど。煎じ薬との相性の関係らしいですが、トマトやエビが駄目ってかなりダメージ大ですよね。。




私の定番プレート。
これにもう一皿グリーンサラダなどの野菜だらけプレートを食べます。




炊き込みご飯がない時は赤米。
スリランカ名産のカシューナッツカレーは美味。




コロッケのような揚げ物もよく並びます。中身は豆だったり芋だったり、スパイスや野菜を加えてあって美味しい。サモサ的な。



旦那様プレート。
パスタ系が目立ちますね。
さすがに2週間もこういう料理が続くとしんどそうでしたw






デザートも色々な種類があります。
私は基本フルーツとカードだけ頂きましたが、味見してみなきゃと思い、ケーキと伝統菓子をぱくり♪





カレーはこんな感じで素焼きの土瓶に入っていて、使われている素材の原形が飾られています。
お洒落でニクい演出ですねw





そしてディナー編

ディナーは基本コースで出てきます。
といっても量はかなり少な目。
アーユルヴェーダでは朝と夜は消化力が下がるので、軽めを推奨しているためです。



ある日のメインディッシュ。
パイ生地の中に豆マッシュが入っていた気がします。



ディナーで必ずでてくる、全粒粉のチャパティ。スープとこれでお腹膨れます。



記憶にないけど、味はなかなかでしたよ。夜の料理は洗練された、ちょっと高級感のあるラインナップです。












デザートもあります。



通常はフルーツで〆ます。




メインディッシュに寿司がでることも!






茹でた野菜のみの日…
確か、下剤療法をやる前の日だったかな~
行う治療によって、恐ろしく質素なご飯になることもしばしば…






そして毎週土曜のディナーだけビュッフェになり、まったく趣きの違う西洋風料理が並びます。








串刺しBBQやグラタンなどの馴染み深い料理にスリランカテイストがプラスされていて、とても楽しいビュッフェです♪

伝統楽器での演奏会も行われ、ちょっとしたパーティーの雰囲気に。
この日ばかりは、普段出番のないお洒落ワンピースが活躍します。
ヨーロッパの方々はディナーの時は割ときちんとした格好で登場するので、私もそれに習ってドレスアップ☆

でもシローダーラ治療中は頭に白い布巻かなきゃなので、その頭でドレスアップですw
このあべこべな感じが結構好きでした。
ここに来る目的は皆一緒だからね。
しばらく滞在すると不思議な一体感を感じます。

あ、もちろん短パンにビーサンでも無問題。うちの旦那様はそれを貫いていましたからw




ロティーを焼いてくれる人




このおばちゃまは毎朝チャパティを焼いてくれる可愛い人。





ディナーを控えたダイニングの様子。

照明がぐっと控えられていて、キャンドルの灯りの元でのディナーはなかなかムーディーですw

あ、でも残念ですが、アルコールもNGで売ってもいません…

旦那様はたまに、ビーチでサーフィン仲間とビール飲んでましたけどねw


あ~、バーベリンのご飯食べて、

またカラダの中ピカピカに磨きた~い(>_<)

| Sri Lanka | 10:04 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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Trip to Sri Lanka-バーベリンー

旅からすでに2ヶ月近く経過しているのに、まだ旅日記を書き終えていないというお粗末なワタシ。。





今回やっと、お世話になった滞在先の話題に入ります
(長いです)


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ココでお世話になりました↓
Barberyn Reef Ayurveda Resort Beruwala




スリランカで初めて、本格的なアーユルヴェーダ治療とリゾートを融合させたパイオニア。

そして私がスリランカを訪れるきっかけになった本の舞台もまさにココ




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スリランカ流の南国ムード漂う、オリエンタルな雰囲気の、

とてもセンスのよい、洗練された空間。







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ダイニングが縄張りのタマさん、

中庭の池の水をよく飲んでいました。

老猫のタマさんは好き嫌いが激しく、野菜の切れっぱしなんかには目もくれません。

唯一、蒸した白身魚をあげた時だけ、目がキラキラしてなでなでさせてくれました。




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どこも素敵で、調度品もセンスがよく、

マイホームを建てる際にマネしたい要素満載です。




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我々の部屋の玄関からの眺め。眼下に広いプールを臨みます。



今回の旅は、一応、新婚旅行という名目だったので、一番良い部屋を借りました。

ocean front viewの部屋はタイプが色々あり、始めはコテージ(一番上の写真)をとる予定でしたが、

 Trip Advisorという旅行口コミサイトで確認して、高床式の部屋に変更してもらいました。

コテージタイプはプライベートな感覚を味わえる点では良いのですが、

すぐ向かいが公共のビーチのため、夜中でも人がうろつき、ジッと覗いてくる・・・と書いてあったので、

エアコンのない部屋で窓を閉めて寝るのはキツいなと思い、泣く泣く変更したのです。


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ハニームーナーへのサービスで、お花とフルーツ盛りを用意してくれていました♪





でも高床式の部屋に変更して大正解!

2階の方が風が抜けて涼しいし、ローカルの熱い眼差しから逃れることができるのは最高でしたw


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うちは角部屋8号室でしたが、隣りの7号室は広かった!!

滞在していたドイツ人ご夫妻に部屋の中を見せてもらいましたw

ヨガクラスでこのご夫人と意気投合してよく会話しましたが、

この部屋を指定で毎年訪れるのだそう。

あ、でもツインベッドですw




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素朴な玄関♪





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リゾート内のギフトショップ


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ギフトショップでバイトしてる、イシャリちゃん。

滞在中、よくお店に顔出しておしゃべりしましたw

たまたまカバンの中に入ってた「ガルボ」をあげたらお喜び。

帰宅して家族全員で食したのだそう。

「日本のチョコはすごく美味しい!」と大絶賛してました。確かに美味しいよね。

パソコンの学校に通っているイシャリちゃんは、授業料の高さと、バイトの時給の低さをひたすら嘆いていました。

生活はなかなか厳しそうです。

帰国後に日本のチョコ送ってあげました






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なにげないシーンが美しい




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ロビーの2階には図書室もあります。

日本語の本はもちろん、かなりレアな洋書もちらほらありそそられます

ここを仕切っているのが日本語が堪能なオジイ様。

今回は通訳お願いしなかったので絡みは少なかったけれど、

滞在する日本人のことをよく把握していて、何度も声をかけてくれて、様子を伺ってくれる素敵な人。





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ヨガ部屋。広いです。

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そして何とも言えない神聖な空気が漂っています。


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寺院のような雰囲気を作ろうとしているのが伺えます。






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無料のアクティビティに参加してみました。



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ホテルが誇るミニバン。トヨタ車です。空調の効きが最高だとドライバーが褒めてましたw




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40分ほど走り、スリランカが誇る建築家「ジェフリー・バワ」の家、「Brief Garden」へ。




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個人宅とは思えぬ壮大な敷地。



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ガーデニングのセンスも抜群です。




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サークルが多い。




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右の巨大なプルメリアの木がシンボルツリーだそう。







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またサークルです。






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室内も非常にオサレでした。




いっぱい写真撮ったけれどきりがないので、興味ある方お見せしますので声かけてください。





毎日さまざまなアクティビティが用意されているので、かなりのお得感

わたしはトリートメントとの兼ね合いで、いくつものツアーに参加できなかったので、

次回の訪問時に挽回します






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ホテル併設のサンシャインレストラン




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見ての通り、夜はガラガラ。でも営業中w

昼間のティータイムは賑わいます。

なぜなら無料で紅茶とビスケットが頂けるからです





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ある晩、旦那ちゃんがジャンキーなジュースを飲みたいと言い出したので

ここでミルクシェイクとアイスカフェラテを注文してみました。

手元のおぼつかないおじ様がゆ~っくり作り始めて20分ほど経過。

漠然と不安を感じ、ふたりで後悔し始めた時、注文の品が運ばれてきました。

見た目は・・・普通。

心配な味は・・・

恐る恐る飲んでみたら、逆転ホームラン!とっても美味しいジュース達でした♡

一瞬でも疑ってしまったおじ様には申し訳なかったけれど、

涼しい風の吹く夜のビーチで、極上のデザートを頂けて大満足







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このお花が咲いたあと


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このごっつい実が成ります。

食べられません。





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ここに限ったことではないけれど、

早朝のビーチ散歩は欠かせない、極上の時間。





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観光客に負けないくらい、地元の人々も毎朝神聖な空気を楽しんでいました。




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働き者の女性たち。毎日ホテル前でパレオ売りに励んでいました。

ダヤネさん。笑顔が眩しい、かわいい人♪

ちょっとしつこい押し売りシーンもありましたが、

毎日顔合わせているうちに憎めなくなり、よくお話をしました。

津波後から生活が厳しくなり、このところの物価高騰もかなり痛いと嘆いていました。

パレオは違う女性から買ってしまったので、彼女からは買えなかったけれど、

たまたま持ち込んだ日本の和菓子をあげたら、子供たちが喜んで食べてくれたそう





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スネトラさん。彼女のパレオコレクションが気に入ったので、何枚か購入。

なかなか売れないと嘆くので、もっと布をたくさん広げて見やすくしてみたら?とアドバイス。

やってなかったけど・・w



女性達は皆まじめで働き者で、感銘を受けました。

男性の方が、信頼の置けない割合が高かったな・・・

あ、ホテルのスタッフに関しては、男女共にハイクオリティのホスピタリティを兼ね備えていたのでご安心を








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蚊帳はもっとも重要なツール。





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長期滞在なので、即席祭壇をつくりました。






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緑の水筒の中には白湯が入っていて、薬を飲んだり、喉を潤したり、薬を飲んだり・・・

とにかく薬を飲む量が多いので、白湯はかなり飲みました。

無くなったらダイニングへ持っていき、補充してもらいます。

この毎日のルーティーンが、普通のリゾートっぽくなくて、

わたし的にはたまらなく好きな作業でした



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玄関アプローチ部分。

サーフボードも楽々置けます。






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ああ、あののんびりとした時間の流れに戻りたい

| Sri Lanka | 17:52 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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Trip to Sri Lanka - Ayurveda- 後編② アクシタパルナ&パンチャカルマ

だいぶサボってしまった、スリランカ旅日記の続きでございます


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目のトリートメント「アクシタルパナ」の様子。

ぶれぶれですが、これが予想外に効果があってビックリ



土手の中に温かいギーを満たし、10分ほど目をぱちぱちして目の中にギーを浸透・・・

トリートメントが終わって外の景色をみた時は、

視界がとてつもなくクリアで、色鮮やか



これもまた苦痛を伴わない優しい治療と思いきや、まさかの苦痛を味わうことに・・・





アクシタルパナ当日は、シローダーラと同様の食事制限がかかります。

それは問題ないのですが、実は治療の最中に土手のわずかな隙き間からギーが漏れていた様で、

その日1日中ギーの濃厚なバター臭と共に過ごす羽目に・・・

シャンプーもしてはいけないので、ティッシュで拭き取り濡らしたタオルでごしごしするものの、

バター臭は取れませんでした。

持参したアロマオイルを髪の毛に擦り込んで嗅覚を紛らわそうとしても、

数十分後にはまたバター臭が優位に・・・

嗅覚が敏感なわたしには、空腹でもないのにバター臭と一緒にいることがかなり苦痛で、

視界がクリアになった効果の余韻を味わうひまもなく、早々に就寝・・・




同時に行われたパンチャカルマの一つ「バスティー」(浣腸療法)は、ラクチンでひと安心。

ベットの上に横になり、チューブを直腸に差し込んで、そこから60ml~100mlの特製オイルを注入。

できる限り長く、可能なら翌朝まで、少なくても3~6時間ほど腸内でオイルをキープするようにとのこと。

ちなみに私は6時間ほどキープした後、オイルを放出いたしました


特にヴァータの乱れに効果があり、毒素を排出し、免疫力UP、腰痛・関節痛も改善するらしい。

苦痛を伴わない治療だったので、とても気に入りました











翌朝はもちろん4時に起き、3回シャンプーしてバター臭に別れを告げました

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ワンコ達の朝の雄叫びは、自然の目覚まし時計ω

特に深夜と早朝はホテル前に相当数が群がり、ワクワクさせてくれます♪

犬が苦手な人は、早朝ビーチで散歩するのに勇気がいりますが・・




そして翌朝初めて、バスティー(浣腸法)の効果を実感。

朝の排便が、いつもとは明らかに違うのです。

洪水のように・・とは大げさですが、勢い良く大量の不要物を腸内から追い出すことに成功!

お腹はぺったんこになるし、気分もすっきり!

これは病み付きになりそう









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とても気分がよいので、その日の食事はダイニングルーム外のオープンエアー席でいただくことに♪

朝から夕方にかけての時間は気持ちいい風が常に吹いているので、あまり暑さを感じません。

風の通る外の方がむしろ涼しいので、屋外での食事は本当に贅沢な時間となります







シローダーラの2日間以外は、この日まで欠かさず毎日オイルトリートメントしてもったけれど、

後半の週は、+αでスチームバスが追加


オイルトリートメント後、蒸された木の箱の中に寝転び、サウナの要領で発汗。

薬草の混じったスチームが驚くほど発汗を促し、まるで韓国の汗蒸幕のように大量の汗が








そしていよいよ最後のパンチャカルマ治療「ヴィレチャナ(下剤法)」


当日は朝食を食べず、朝一番にドクターの元へ行きます。

他に数人同じ治療を受ける人が待っていて、その一人でニュージーランドからきた女性が、

「この治療、以前インドで受けたんだけど、すごいのよ!気に入ったから今回もまた受けるの。楽しみだわ~♪」

と言うので、わたしも大いに期待を膨らませました。


血圧を測り、専用オイルでお腹を強めにマッサージされた後、怪しい液体を差し出され、

「なるべく一気に飲んでください」と言われたので、飲んでみると・・・


まずい・・・

まずすぎる・・・・・・


シャレにならないくらいのマズさに言葉を失っているあいだ、

隣りのニュージー女性は涼しい顔でゴクゴクといっているんです


ドクターは大きな瞳で、飲め飲め!と圧力をかけてくるので、

チェイサーの水を頼りに、命からがら飲み切りましたが・・




安静にするよう言われ、すぐに部屋に帰されました。

今から2時間の間に、4リットルの白湯を飲むよう指示が・・・



そしてココからがこの治療の本番だったのです。


すぐに便意を催し、立て続けに数回ちゃんを見送り、

独特の腹痛と頻繁に訪れる便意に呪われ続け・・・




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1時間経過したころ、ドクターが様子見に部屋を訪れ、まっすぐ立っていられない私の姿に微笑み、

「大丈夫?エナジードリンク持ってきたよ♪」と、液体が差し出されました。


ただでさえ大量の白湯を飲んでお腹ガバガバ、

その水分がすぐに次の便意とともに排出・・という脅威のサイクルを繰り返しているのに

また水分か・・とガックリしつつ、ハーブティーの味だったので一気にいただき完了


その後も腹痛→水便を繰り返し、結局計18回
(その後ドクターに報告したら、なかなかの記録だそう♪)


やっと落ちついた頃には、ヘロヘロになり、ペラペラになっていました・・・






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見慣れないおじ様が部屋までお粥を届けてくれて、これで呪い終了!

優しい味(というか無味)のお粥を、ペロッと食べる。。。足りない


胃の中、腸の中が、ありえない程空っぽの状態なので、

呪いが解けた今、ものすごい空腹感に襲われたのです・・・




一眠りして気分を紛らわし、午後のティータイムに。


ブラックティーなら飲んでもいいと説明書きに書いてあったので、

ティールームへ行き、美味しい紅茶をゴクゴク




クッキーの誘惑と戦っていると、ここで知り合った日本人の女性が

「あの四角いクラッカーならOKらしいよ」と教えてくれたので、

一番人気のないソルトクラッカーを、むさぼるように頂いたのです。。。







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そして期待はしていなかったけど、夕飯もやっぱり粗食。

なぜかお粥&かちかちトースト

目の前には美味しいコース料理をほおばる旦那ちゃんが。。





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翌日の朝食「カレー」

見た目は貧相ですが、食べると美味しかったです。

というか、自分の舌がとても敏感になっていることに、この時気づきました

ちょっとした塩分やスパイスの風味を、今までに無いほどはっきりと感じ、

きっとこれも、ヴィレチャナカルマの効果だわ









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そして、この日の夕日はパワフルでした。




| Sri Lanka | 21:30 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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Trip to Sri Lanka - Ayurveda- 後編①シローダーラ

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馬だって暑いのでしょう。

リーフに囲まれた穏やかなビーチで海水浴です。







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トリートメントに入って5日目、ドクターとの2度目のコンサルテーションを行いました。

今まで行ってきたオイルトリートメントや鍼治療などの前処置で、どの程度悪いものが取り除かれたかなどなど、

細かく問診、触診、脈診を行い、今後のディープなトリートメント、そしてメインの治療「パンチャカルマ」のプ

ランを提示してくれました。


ちなみにパンチャカルマとは下記の5つの治療法です。(wikipediaより)



ヴァマナ(催吐法・主に胃・肺・食道・喉の浄化を目的とする):Vaman
ヴィレチャナ(催下法、下剤):Virechan
バスティ(浣腸法):Basti
ナスヤ(点鼻法・主に喉・頭部・顔面を浄化する事を目的とする):Navan、Nasya
ラクタ・モークシャ(瀉血療法):Rakta Moksha





内容は基本ドクターにおまかせですが、希望があれば検討してもらえるそう。

でもドクターが提案してくれたラインナップは完璧で、わたしに必要なものが全て含まれていたので、

追加チャレンジは今回は遠慮しておくことに。


今回わたしが体験したのは、ヴィレチャナ(下剤法)とバスティ(浣腸法)です。




パンチャカルマ以外のディープなトリートメントは、

シローダーラ・・・第三の目に暖かいオイルを垂らし続ける
         頭部の浄化、中枢神経の強壮、精神疾患などの治療

アクシタルパナ・・・目の周りに粘土みたいなもので土手を作り、温めたギー(水牛、ヤギの乳を沸騰させて
          加熱殺菌した後に乳酸発酵させ濾過したもの)を注いで目の中に入れる。アイボンの要領。
          視界良好、眼筋の強化、頭痛予防、睡眠の質向上



それと3日間のスチームバスをアレンジしてもらいました♪










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ヘルスセンターには、こんな感じで全てのトリートメントの内容や注意事項、効能などの詳細が
いつでも手に取って確認できるようになっているので安心です







シローダーラ
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とてもとても心地よい、穏やかな20分間でした。

暖かいオイルが絶えず額に注がれる感覚が、想像以上に気持ちよくてうっとり♪

それとは反対に、セラピストは垂れたオイルをスポンジで吸って壺に戻す作業をひたすら繰り返すので、

割とざわざわしていたせいか、施術最中に深い眠りに入ることはありませんでした。

それでも充分にこの体験を満喫できた充実感で気分は上々。

きれいに写真を撮ってくれたAshaにお礼を言って部屋に戻りました。







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人によってシローダーラの期間は異なりますが、わたしは2日間と言われました。

本の著者は3日間やったと書いてあったので、なぜ2日間なんですか?とドクターに質問したら、

「個人差によって決めますが、それほど深刻な症状ではないので2日間にしました。3日間やりたいですか?」

と言われたので、2日間でお願いしました。

欲張ってはいけませんね(汗)


シローダーラ中は、風に当たったり、日光浴、水泳、入浴、運動、ヨガ、長時間の読書を禁止されているので、

何もやることがないのです。実際説明書きにも、「軽い読書と瞑想、睡眠を」と書いてありました。

頭に怪しい白頭巾も巻いているので、出かける気もおきないけど・・・



真面目なわたしは言いつけ通りに過ごしました。

幸い部屋がナイスなロケーションで、バルコニーから海を望め、高床式の風通りの良い造りだったので、

1日目は部屋でのんびり過ごしました。






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シローダーラ中は食事制限がかかり、ビュッフェで禁止プレートが置いてある食事が摂れません。

唯一苦しかったのが、この茶色い壺に入った白いヨーグルト「カード」が食べられなかったこと。

水牛のミルクからできてるこのカード、濃厚なプレーンヨーグルトの味わいで、

どことなくチーズケーキを連想させる美味しさ。

キトゥルハニーという、椰子の花密からとれた茶色い天然甘味料をかけて食べると、恐ろしいほど美味なのです。

これを禁止されるのがすごく苦痛でしたが、それ以外は問題なし。






食事以外の時間はリゾート内をぶらぶら散歩したり、

せっかくの機会なので、時間を気にせずどっぷり瞑想。







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リゾートの掲示板には、日替わりで賢者の名言が並びます。













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さすがに瞑想からも覚めて時間を持て余していたので、クロちゃん(♀)をなでなでしに外へ。

我々の棟を守ってくれていた子で、恐そうな目してるけどスーパー甘えん坊で人懐っこい女の子。

犬好きが通じたのか、我々の姿をみつけると早々にゴロンとお腹を出して待ち構えるクロちゃん。

滞在中、何度も癒してもらいました♡







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翌朝の寝起きは、爽快感でいっぱいでした。

睡眠の質が良く夢もみなかったので、きっと深い眠りだったのでしょう。

恐るべし、シローダーラ効果。



そして今日も同じく額にオイルを垂らして、2日目に突入。

軽く読書するなど午前中までは快適に過ごせたものの、さすがに気温30度の熱帯エリアで、

オイルまみれのあたまを洗えないのは正直キツいです。

瞑想もやり終えて、ヒマでヒマでしょうがないのに、旦那くんはこの日もサーフィンに出ていて不在。



じりじり押し寄せるあたまのかゆみとの戦いが始まりました。

「これも治療の効果なのか?」

「乗り越えなければならない副作用なのか?」

あたまの中が余計な思考でグルグルしはじめたところで、旦那くんがお土産かかえて帰ってきました。



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よりによって、怪しい揚げ物・・・


地元サーファーと毎日行動を共にしていた旦那くん、

わたしが足を踏み入れなかった、庶民の生活エリアで、彼流に旅を満喫していました。

ホテルの食事に少し飽きてきた様子で、パンチの聞いたB級グルメを外でつまみ食いしてたそう。




ひま疲れしてたわたしは、この少しジャンキー感漂う辛い揚げ物を、シローダーラ中なのにつまんでしまいました。


そしてこれが想像以上に美味しくて、一つでやめておくつもりが結局3種類全て完食・・・

チリが効いてて辛いけれど、中身は豆やイモをマッシュしたもので、皮の部分も大豆を砕いたものがまぶしてあったり・・・と、ごくごくシンプルでヘルシーな食べ物でした。


ただ、辛いもの食べたせいで汗かいてしまい、頭のかゆみが増してしまったのです。。。










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キングココナッツジュース




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このオレンジ色がキングココナッツで、

カレーなど料理にはこのココナッツは使わず、あくまでジュース専用だとか。

これもしローダーラ中は禁止。





シローダーラ2日目の夕方、

ひまなことが逆にストレスになってきてしまったので、日没を見計らって旦那くんとビーチへ散歩に。

念のため長袖着たけど、風が強く、しかも夕日のパワーが強くて、

結局禁忌事項を破る行動をしてしまった・・・


案の定、お散歩で汗かいてしまって、

頭のかゆみがいよいよ我慢の限界に達します。

これに耐えられず、途中でギブアップする人もいるみたいだけど、

せっかくここまで我慢したので、あと少しだけこの不快感と共に過ごします。



早く明日を迎えたくて20時には就寝。

これだけ不快感かかえて体力も使ってないのに、思いのほか深い眠りに落ちます。









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待ちに待った翌朝、4時に目が覚め一目散にシャワールームへ!

あの開放感は忘れられない思い出の一つ。

二度シャンプーして頭皮をリフレッシュした後、

まだ夜が明けきらない 静かなビーチへ走って 入水。


久々の海水の感覚を肌で感じ、この上ない幸せを感じるひと時。

妙な達成感がこみ上げてきます。



シローダーラって、実は自分の弱さと向き合う、心の鍛錬なんじゃないかなー

人によって反応は色々だろうけど、わたしにとっては「修業」感満載でした。


会社員時代の強烈な疲労を抱えてた時や、

数年前の精神的に参った状態の時に、ぜひ受けてみたい治療だと思いました。



続く・・・

| Sri Lanka | 21:30 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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